こんにちは、かとえりです。
ノンカフェインで美容や健康に良いルイボスティー。
今や街中のスーパーに行けばどこでも買えるようになって、身近にあるお茶の一つになってきましたが、みなさんはその効能をご存知ですか?
ルイボスは、南アフリカのセダルバーグ山脈付近にしか生育せず、昔から原住民の間で「様々な病気に効くお茶」「不老長寿の飲み物」などと言い伝えられてきました。
飲むだけでずっと若くいられるなんて、女性じゃなくても誰でも飛びつきたくなってしまいますよね。
今回は、そんなルイボスのお茶「ルイボスティー」がすごいのか、その効能やおすすめのルイボスティーをご紹介したいと思います。
目次
ルイボスとは?
ルイボスは、南アフリカのケープタウンから北に位置するセダルバーグ山脈付近飲みに生息するマメ科のハーブです。針葉の葉で落葉する時に赤褐色になることから、オランダ語で「赤い(ルイ)藪(ボス)」と名付けられたそうです。産地のセダルバーグ山脈は、非常に乾燥した地域で、昼と夜の気温差は30度以上にもなるという大変過酷な環境です。そんな中で育つルイボスの根は、土中の水分やミネラルを吸い上げるため、栄養価が非常に高く「奇跡のハーブ」とまで呼ばれています。
近年アメリカなどで注目されている、栄養価が高く少し摂取するだけで健康に効果があるといわれるスーパーフードの一つとしても有名です。
ポリフェノールを多く含むルイボスティーは、オレンジのような香りと深みのある味わい、すっきりとした飲み心地などが特徴的なハーブティーです。
ルイボスの4つの効能
とにかく厳しい環境の中で育つルイボスには、生き延びるための成分を自ら作り出し、蓄える力があります。強力な抗酸化作用をもつフラボノイドのほか、カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。
1. 抗酸化作用で老化を防ぐ
ルイボスには、SOD(スーパー・オキシド・ディスムターぜ)様酵素という活性酸素を抑える酵素が多く含まれています。
私たちは、生きるために呼吸によって酸素を体内に取り入れる必要があります。この取り入れた酸素の一部は、外部の刺激などにより反応の高い活性酸素に変化します。
この活性酸素は、細胞伝達物質、排卵や受精などの生理活性物質、そして免疫機能などとして働くため、私たちにとって非常に重要なものです。しかし、過剰に生産されると体内の代謝過程において、私たちの細胞を傷つけ、がん・心血管疾患・生活習慣病・老化などの原因になります。
私たちの体内には、活性酸素を抑制したり、傷つけられた細胞を修復・再生を促したりする自己防衛システムがあるのですが、このシステムを作り出すためには食べ物などから取り入れる外因性の抗酸化物質の力も必要となります。
ルイボスには、この抗酸化物質を抑える酵素が多く含まれているので、老化をはじめ私たちの傷ついた細胞を修復してくれる働きがあるのです。
これが、ルイボスティーは「不老長寿のお茶」と言われている最大の理由です。
2. 血管を丈夫に健康的に
ルイボスに含まれるポリフェノールの一種のルチンは、毛細血管を強く丈夫にする作用があります。弾力がなくなり、破れやすくなった血管を修復して、血液の流れをスムーズにしたり、血圧を下げる作用が働き、脳卒中や動脈硬化を予防したり、コレステロールを抑制するなど生活習慣病の予防に効果があるとされています。
また、血液の流れがスムーズになり”サラサラした血”になると、血行が良くなり、冷え性の改善にも効果が出てきます。びたみんCの吸収も促進するため、抗酸化作用もあり、お肌の老化防止にも期待できます。
3. アレルギー症状の緩和
フラボノイドが多く含まれているのもルイボスの大きな特徴の一つです。
フラボノイドには、免疫力を整えるという効能があります。
免疫は強すぎても弱すぎても病気になってしまいます。アレルギーは免疫が過剰に作用してしまい起こる疾患です。フラボノイドは、このアレルギーを引き起こすヒスタミンという成分を抑えることができるのです。
そのため、アトピー、アレルギー性鼻炎、喘息などを緩和する効果が期待できます。
4. 代謝を促進し、むくみや便秘を解消
ルイボスには豊富なカリウムが含まれていますが、このカリウムは便秘解消に一躍を担っています。
カリウムは、体の細胞の浸透圧を調節する働きがあります。ナトリウムの再吸収を抑制し、尿中への排泄を促すため血圧を下げる効果があり、むくみの解消にもつながります。
また、ルイボスに含まれるマグネシウムには、代謝促進作用があります。有酸素運動を一緒に行うことで、カロリー消費アップも期待できます。さらにルイボスの抗酸化作用で活性酸素を除去し、悪玉菌を抑制するので、腸内が整い便秘解消になるなど、ダイエット効果も期待できます。
ルイボスティーの効果的な飲み方
ルイボスから抗酸化力を最大限に引き出すためには、水からに出すことが効果的です。
- 2~3g程度のルイボスの茶葉をお鍋に入れます
- 1.5Lほどの水を1の鍋に入れ、沸騰させ、10分以上煮出します
- 煮出したら火からおろし、冷めるまで待つ
- 冷めたら、お茶葉をこす
ルイボスティーのおすすめをご紹介
最近では、「ルイボスティーは健康や美容にいい」ということが浸透してきたからなのか、ハーブ専門店からコンビニまでどこでも手に入るようになりました。種類も様々で、何が良いのか迷ってしまうかもしれません。
その中でも私がオススメするルイボスティーをご紹介します。
1. H&F BELX
まずはじめは、ルイボスティー・ハーブティー・ノンカフェイン専門店のH&F BELX。
ルイボスティー専門店というだけあり、普通のベーシックルイボスティーからブレンドティーまで50種類以上のルイボスティーがあり、その種類の多さが魅力的です。産地にこだわり厳選したオーガニックハーブティーが手に入るということで、多くの芸能人の方々も愛用してることで有名です。
お店の商品は全て試飲ができるので、種類が多くて迷ってしまっても、自分の好きな味かどうか確かめてから買えるのが嬉しいです。
まずは、一番オーソドックスで人気のスタンダードのルイボスティー「プレミアムピュアルイボスティー」です。
H&F BELX プレミアム ピュアルイボスティー ノンカフェイン (2.5g×20包)
900円(税込)
少し薬っぽい独特なルイボスの匂いや後味が苦手という方には、ブレンドティーがおすすめです。ここで紹介したもの以外にも色々なフレーバーがあるので、ぜひ試してみてくださいね。
H&F BELX プレミアム フレーバーティー ノンカフェイン 2.5g × 20包 (ピーチ)
900円(税込)
木村カエラさんがお気に入りということで有名のアーモンドクリームのルイボスティー。アーモンドとクリームの香ばしい匂いと砂糖不使用なのにほんのり甘さを感じるとリピーターの多い人気のフレーバーです。
H&F BELX プレミアム フレーバーティー ノンカフェイン 2.5g × 20包 (アーモンドクリーム)
900円(税込)
茶葉ではないですが、H&F BELXといえば、やはりガラスタンブラーでしょうか。
ローラさんや指原莉乃さんなど多くの芸能人の方々が愛用しているようです。
耐熱性ガラスでできているうえに、リーフフィルターも付いているので、茶葉をそのまま入れて熱湯を入れればいつでも美味しいお茶が飲めますね!
H&F BELX ガラスタンブラー(M 550ml)-オレンジ
3,190円(税込)
2. CLIPPER(クリッパー)
次にオススメしたいのが、イギリスNo.1のフェアトレードティーカンパニーとして知られるCLIPPER(クリッパー)。
なんと紅茶の国として知られるイギリスで初めてオーガニック紅茶を紹介した会社なんだとか。
主にインド、スリランカ、アフリカの最高の茶園で作られた茶葉を使用する、高品質な紅茶の専門店として始まったCLIPPER。その味に対するこだわりと社会や環境に取り組む姿勢が支持され、世界の一流レストランやホテルなどで提供されています。さまざまな国際的なアワードでも称賛されており、高級スーパーマーケットなどでオーガニックティーのトップブランドになっています。
そのCLIPPERのルイボスティーは、有機栽培され南アフリカの強い日差しの中で自然乾燥して作られるそうです。
クリッパー ルイボスティー 40g (20×2gティーバッグ)
780円より
3. カリス成城
日本で最初のハーブショップとして知られるカリス成城のルイボスティーです。
こちらにはブレンドティーもありますが、ハーブ専門店とだけに、ルイボス以外にも様々なハーブがあります。したがって自分で好きなようにハーブをブレンドして、自分の症状に合わせたハーブティーを作ることができます。
ちなみに・・
シミ・シワが気になる方には、ルイボスの他にカモミール、ヒース、ハトムギなどをブレンドすると良いですよ。アレルギーでお悩みの方には、ルイボスとネトルやローズヒップなどをブレンドしても良いかもしれません。
カリス成城 有機ルイボスティー10TB JAS認定 2種セット
1,634円(税込)
まとめ
厳しい環境が生み出す強力な抗酸化物質とミネラルを豊富に含んだルイボス。
まさに「奇跡のお茶」と呼ばれるにふさわしく、私たちにとって良いものがたくさん詰まっているハーブです。
同じルイボスでもいろんなブランドのものや飲み方があるので、自分好みのものを見つけるために茶葉や飲み方を試してみてはいかがでしょうか。
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