こんにちは、かとえりです。
突然ですが、みなさんは悩み事があって、ぐるぐる頭の中で考えてしまうことはありませんか?
もちろん、悩むことは大事です。しかし、考えて考えて悩んでいても一向に答えが見つからないこともあるでしょう。そういう時は、頭の中をスッキリさせるために思い切って禊をしに神社に行ってみるのも良いかもしれません。
実は、財界・政界の成功者も神社に通っています。
自分の力だけでは、物事がどうにも動かない時は「人事を尽くして天命を待つ」ことが大事な時もあると思います。自分が今できることを全力でやりきったら、その未来は神様の導きに従うということで、物事を割り切ると案外「幸運」が訪れてくれるものです。
今回は、そんな禊をするのにとっておきの「伊勢神宮」についてご紹介します。
目次
本当に凄い!最も高貴な神様が祀られている伊勢神宮
一年間何事もなく平和に暮らせたお礼と、その年に達成したいことや解決したい悩みなどをその一年の抱負として神様にご報告するため、私は年1回伊勢神宮に行きます。
そもそも伊勢神宮に初めて訪れたのは、今から7年ほど前。
色々物事がうまくいかず、心の中が真っ黒。何をしても上手くいかず、どうしようもない状態だった時に機会があって行くことになったのがきっかけでした。
鳥居をくぐると静かな空気がピーンと張り詰めていて、厳かな雰囲気が漂うまさに神聖な場所とはこういう場所なのかと体感することができる場所です。
なんなのか未だによくわからないのですが、そこに一歩足を踏み入れるとなんか強い力のようなものが体全体を覆い、頭の中にあった邪な気持ちがジュわ〜という感じで放出されていくのです。くよくよ悩んでたり、悲しんでいたり、邪な負の思いが強ければ強いほど、この強い力はより強く働き、頭の中から負のエネルギーを放出し、すっきりとした気分にさせてくれるのです。この作用は、外宮でも内宮でも起こりますが、内宮の方がより強く、初めて訪れた日にはこの力が強すぎて立って歩くのがやっとというほどでした。
これが天照大御神のお力なのでしょうか。
伊勢神宮に行くと雑念が取り払われ、気持ちを原点に戻してくれるように感じました。
とにかく伊勢神宮が日本で最も尊い場所であり、この場所が「神都」と呼ばれる理由がこの体験を通して理解することができました。
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伊勢神宮とは?
伊勢神宮は、日本で最も高貴な格式の高い神社です。
そもそも、よく知られる「伊勢神宮」の正式名称は「神宮」。
明治神宮や宇佐神宮など「神宮」の名がつく神社は他にもありますが、「神宮」と一言で通るのは伊勢のこの神宮のみです。
5500ヘクタール(東京都の世田谷区と同じぐらいの面積)にも及ぶその広大な神宮の敷地には、内宮と呼ばれる皇大神宮と外宮と呼ばれる豊受大神宮のほか、大小合わせて125社ものお宮があり、これを全て含めて「神宮」と呼びます。
内宮である皇大神宮に祀られているのは、天照坐皇大御神。皇室のご先祖神であり、日本人の総氏神とされる最も尊い神様です。一方外宮に祀られる神様は、豊受大御神で天照大御神のお食事を整える役目の神とされています。天照大御神は、いわゆる太陽神。それに対して豊受大御神は、お食事を整えるということで、作物など全てのものを生み出す大地の神様なのかもしれません。天に輝く太陽のご神気をきちんと受け取るには、それを受けとめるための大地のパワーを授かる必要があるという意味で、神宮でお参りする際には、必ず外宮から参拝することが習わしとなっています。
伊勢神宮に行くなら、おすすめしたい4つのこと
1 真剣参拝
神宮のある伊勢志摩は、美味しいものもたくさんあり旅行で行くのも良いと思います。旅行ついでにちょっと伊勢神宮に立ち寄ろうというのも良いのですが、日本最高峰の神社にせっかく行くのであれば、時間をとって是非真剣に参拝することをおすすめします。
服装マナー
参拝する際の服装はフォーマル。
神宮でのフォーマルな服装とは、男性は黒スーツに黒ネクタイで、女性の場合は男性の服装に準ずるものを着用するようにとされています。夏など暑い季節の中で参拝する場合、「さすがに黒スーツは・・・」と思う方もいらっしゃるかと思います。その場合は、肌の露出が多い服や派手な服は避けましょう。ご神前では帽子やサングラスを外すようにします。できれば、薄手のジャケットなどを羽織ることができれば、なお良いかと思います。
よく「旅行ついでにきました!」というような露出度の高いキャミソールやミニスカート、サンダル、サングラスといった格好でお参りにいらっしゃる方々をよく拝見しますが、高貴な神様のお住まいにこうした格好で行くのはあまりよくありません。神宮に参拝に行くということは、あくまでも神様のお住まいに訪ねにいくということであり、無作法な格好で神様から嫌われないよう謹んで参拝するようにしましょう。
謹んで神様にお参りするための最低マナー
1. 外宮から内宮の順にお参りをする
神宮は、内宮と外宮の両宮を参拝するのが正式とされています。現在は、そうした参拝作法を理解した上で外宮から内宮へと参拝する方は増えているそうですが、それでも外宮の参拝者は内宮の参拝者の3分の1ほどしかいないそうです。
太陽の神様、天照大御神と大地の神様(天照大御神のお食事を整える神様)である豊受大御神、合わせて神宮です。両方のお宮を参拝できるよう、時間に余裕を持って旅の計画を立てましょう。
2. 鳥居の前では一礼をする
鳥居をくぐるたびに、神様のお住まいに近づいて行くということ。
「おじゃまいたします」という気持ちで一礼します。
3. 外宮は左側通行、内宮では右側通行
これは、参拝者の「慎みの心」だと言われています。正宮から一番外側を通って参拝するということで「外宮は左側通行、内宮では右側通行」となっているようです。
4. 正宮から別宮の順にお参りする
内宮にも外宮にも正宮以外に別宮や摂社などがありますが、必ず格式の一番高い正宮から参りをして行くことが基本の順序だと言われています。
2 感謝と謙虚
神宮の御正宮では個人的なお願いは慎み、ただただ感謝することが良いとされています。
神宮は別格だと感じる方は、特に気にしなくてもその神の力強さから、必然的に感謝と謙虚になっていくものです。「伊勢神宮にお参りできた喜びと感謝」をはじめとして、神様に日々のお礼を伝えましょう。
3 決意したいことを明確に
神宮では、基本的に個人のお願いをすべきではないとされています。
個人的なお願いをするのではなく、自分の決意を神様の前で誓い、正しい道に導いてもらえるように感謝の意をお伝えしましょう。
4 御神楽をあげる
御神楽とは、「神遊び」とも言われ神様の好きな舞楽を神様のために捧げることを言います。
雅楽に合わせて舞うものですが、この雅楽が圧巻!
神宮の御神楽は専門の楽師と舞師が行うので、非常に迫力があります。目には見ることができませんが、本当に神様が目の前にいるように、周りの空気が一段と神聖に感じることができます。御神楽をあげた後は、なんだか心の中に溜まったいたモヤモヤするものが、スーッと晴れて行くように感じることができます。
時間と予算に余裕がある方は、ぜひ御神楽をあげることをおすすめします。
ちなみに御神楽は内宮でも外宮でもあげることができます。
余裕のある方は、両方のお宮で御神楽をあげるのが良いかと思いますが、初穂料もそこそこしますので外宮でお参りをしたのちに内宮で御神楽をあげると良いかと思います。
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御神楽の種類と初穂料(料金)
御神楽は4種類あります。
種類 | 初穂料 | 登殿人数 |
---|---|---|
御神楽 | 1万5千円 | 15人まで |
大々神楽 | 5万円 | 50人まで |
別大々神楽 | 30万円 | 100人まで |
特別大々神楽 | 50万円 | 500人まで |
違いは、プログラムの長さと収容できる人数です。
そして、それに伴い初穂料(料金)が変わってきます。
御神楽は1曲で4人の舞女が踊ります。
大々神楽になると、それに男性一人が舞う人長舞が追加され、別大々神楽になるとさらに一曲、特別大々神楽では、計4曲の舞が披露されます。
もちろん、特別大々神楽の初穂料はそれなりに高額なのですが、自分が一番安い初穂料を払ったからといって御神楽のプログラムになるわけではありません。
御神楽は、ある程度の人数で一緒にあげるので、もし自分と同じグループの人が特別大々神楽分の初穂料を支払っていた場合は、運よく特別大々神楽をあげることができるわけです。また空いていて人がいない場合は、自分一人で御神楽をあげることになり、これもまた特別な体験をすることができます。
神宮にはおみくじがないのですが、どの御神楽のプログラムに参加するかはある意味「運」なので、ここで運勢を占うなんてことをしても良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本の歴代のリーダーたちも通ったと言われる伊勢神宮。
神宮は、日本で最も高貴な神社と言われるように、ここは聖地であり神域です。
そんな神宮のある伊勢は神都と呼べるほど、神の森が町全体に広がっています。
こうした特別な空間を訪れることができることに感謝し、自分の心の中にある様々な邪念を清らかにし、ゆっくりと心と体を癒してみてはいかがでしょうか。
住所:三重県伊勢市宇治館町1
電話:0596-24-1111(神宮司庁)
参拝時間:
10月・11月・12月 午前5時~午後5時
1月・2月・3月・4月・9月 午前5時~午後6時
5月・6月・7月・8月 午前5時~午後7時
住所:三重県伊勢市豊川町279
電話:0596-24-1111(神宮司庁)
参拝時間:
10月・11月・12月 午前5時~午後5時
1月・2月・3月・4月・9月 午前5時~午後6時
5月・6月・7月・8月 午前5時~午後7時
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