こんにちは、かとえりです。
とにかく種類の多いミント。
またミントは、繁殖力も強いので、お庭にほっといたらいつの間にかミントだらけになってしまったなんていう人もいるでしょう。
今回は、ミントをどのように日常に取り入れていったらいいのか、家にたくさん咲いているミントをどのように使えばいいのか、おすすめしたいミントの使用法8選をご紹介していきたいと思います。
ミントの詳しい種類や効能はこちらをご参照ください。
目次
ミントの使い方 おすすめ8選
お料理やハーブティー、美容用品や芳香剤まで、ミントは、様々なもので使われていますね。ここでは、私のおすすめの代表的な使い方8選をご紹介します。
1. ハーブティー
ミントの使い方として代表的なものとは、やはりハーブティーではないでしょうか。ミントはとても飲みやすいので、単体で使ってミントティーにしても、他のハーブとブレンドしても美味しくいただけます。
おうちに咲いているミントは、やはりハーブティーにするのがおすすめです。
ハーブティーは、ドライハーブを使っても良いですが、フレッシュが一番美味しいです(と私は思います)。使用量は好みによりますが、ポットいっぱいのお茶を作るのに、スーパーなどで売っている1パック程度の量を使用します。
したがって、お庭で増えすぎてしまったミントの使い方としては、ハーブティーにするのが最適でしょう。もしも、それでも余るようであれば、乾燥させてドライミントにしてしまいましょう。
フレッシュミントのハーブティー
ただ、ミントをお湯に入れただけのハーブティー。
ヨーロッパや中近東では、このようなミントティーにたくさんのお砂糖を入れて、よく飲まれているそうですよ。
ブレンドハーブティー
自分で庭に咲いているフレッシュハーブをブレンドして飲むことができれば最高ですが、私は家で栽培できるハーブの量や質がまちまちなので、ブレンドハーブティーを飲むときは大体ドライハーブで作ることが多いです。
一つ一つお好みのドライハーブを買ってきて、自分好みのブレンドを作っても良いですが、
私の最近のお気に入りは、カリス成城で売っている「ネトルシーズン」がおすすめです。
絶妙なバランスでブレンドされているので美味しいですよ。
ちなみにブレンドされているハーブの種類は以下の通りです。
- ローズヒップ
- ネトル葉
- エルダーフラワー花
- エキナセア根
- ペパーミント
- レモンバーベナ
比較的冬の季節向けで、免疫力を調整し、外から体内に入ってきやすくなる風邪菌の侵入を防ぎ、体調を整えてくれるような効能があるハーブティーになっています。
ハーブティーの入れ方
- ティーポットにハーブをティースプーン山盛りで入れます
- 熱湯を注ぎます。このとき、揮発性の有効成分を逃さないように必ずふたをしてください。
- ミントの葉っぱであれば、約3分間かけて浸出させる
- ハーブの有効成分は、一度きり。最後の一滴まで注ぎます。
フレッシュハーブを使うときは、ドライハーブの3倍の量を使用し、ティーポットに入れる際、ちぎって入れることで、香りがさらに増します。
2. 芳香浴
ハーブティーも定番ですが、アロマテラピーの一環としてよくミントが使われるのは、芳香浴ではないでしょうか。
アロマは香りの成分である精油を用いて、心と体のリラクゼーションやリフレッシュを行い、美と健康を増進します。ミントの清涼感のあるスキッとした香りが心と体を癒し、リフレッシュしてくれるので、アロマとの相性は抜群です。
アロマデュフューザーを使ったり、入浴の際に精油を1~5滴入れたり、風呂桶のような入れ物にお湯をはり、精油を1~2滴入れたりとその方法は様々あります。用途に合わせて、お好きな方法で試してみてください。
ミントは、殺菌作用や脳を活性化さたりする効能があるので、私は日中部屋でアロマを焚いたりして、その香りを楽しんでいます。気分がリフレッシュするのでおすすめです。
3. アロマトリートメント
アロマトリートメントでは、リラックス効果の高いラベンダーやゼラニウム、お好みで柑橘系の精油などはよく使れますね。私は、花粉症などのアレルギーでよく鼻が詰まっているので、アロマトリートメントの際にはミントを少し他の精油に混ぜて行っています。
ミントは頭をスキッとさせる効果がありますが、アドレナリンの分泌を促すものではないので、分量にもよりますが、リラックスしつつも、爽やかな気分でスッキリするような効果をえることができます。
全身のアロマトリートメントは、サロンなどに行かないとなかなか難しいですが、手足のマッサージであればご自身で気軽にできます。
トリートメントオイル(ボディ用)の作り方
用意するもの
- 遮光瓶(30ml)
- ホホバ油(30ml)
- 精油(〜6滴)
作り方と使い方
- ホホバ油にミントやお好みの精油(6滴まで)を混ぜ、遮光瓶に入れる
- オイルを手に取り、両手で温めて気になる部位に広げる
- 手をできるだけ肌に密着させてトリートメントする
4. ハーブ石鹸
石鹸素地を使った、ハーブ石鹸を作ってみるのも良いでしょう。
ハンドメイドであれば、全て肌に優しく、肌質がよくなるというわけではありませんが、香りが良いので日々の手洗いも楽しくなりますよ!
私は、合成香料の強い香りが苦手で、匂いを嗅いでいると頭が痛くなってしまうのですが、ハーブの自然の香りにはとても癒されるので、手を洗っているだけでもその香りでリラックスすることができます。
ペパーミントは、石鹸と相性が良いハーブなので、是非試してみてくださいね。
石鹸の作り方
用意するもの
- 石鹸素地 100g
- 精製水 200ml
- ハチミツ 小さじ1
- 精油 ペパーミント+お好みの精油(6~10滴)
- ドライハーブ 4g
作り方
- 鍋にドライハーブと精製水を入れて加熱し、沸騰したら弱火で5分煮詰める
- 粗熱が取れたら、濾して抽出液をを作る
- 石鹸素地をビニール袋に入れ、抽出液を少しづつ加え、耳たぶより少し硬めになるまで練る
- ハチミツに精油を混ぜてから、3に混ぜさらに練り、成形する
- 風通しの良いところで、2~3週間ほど中まで乾燥させる
5. 化粧水
抗炎症作用のあるミントは、ニキビなどの吹き出物が出てきた時やその予防として効果があります。いつもお使いの化粧水にちょっと足しする形で、ハーブの化粧水を使ってみてはいかがでしょうか。
化粧水の作り方
用意するもの
- 遮光瓶 100ml
- ドライハーブ 5g
- ローズ水 10ml
- グリセリン 2ml
- 無水エタノール 2ml
- 精油 1~2滴
- 耐熱ガラス容器
作り方
- ハーブを耐熱ガラスに入れ130mlの熱湯を注ぎ、粗熱が取れたら厚手のキッチンペーパーやコーヒーフィルターなどで濾す
- 遮光瓶に移して、ローズ水、グリセリン、無水エタノール、精油を加えよく振る
- 冷蔵庫に保管
6. クリーム
クリームは、皮膚に塗るとしばらく香ります。
保湿もしてくれて、とてもリラックスできる香りを楽しむことができるので、
ハーブのクリームは、個人的にとても好きです。
ミツバチが巣を作るときに分泌するワックス、ミツロウには肌の修復作用があるので、手荒れの予防や肘やかかとのお手入れ用にぴったりです。
ミツロウの量を加減することで、クリームを柔らかめにしたり硬めにしたり調節することができます。
クリームの作り方
用意するもの
- 保存容器 30ml
- ホホバ油 20ml(キャリアオイルは、個人にあったものを選択してください)
- ミツロウ 4g
- シアバター 2g
- ローズ水 5ml
- 精油 3滴
- 耐熱ガラス容器
作り方
- 浅い鍋に湯を沸かし、ホホバ油、ミツロウ、シアバターを耐熱ガラス容器に入れて湯煎しながらかき混ぜる
- ミツロウが溶けたら鍋から取り出し、少し温めたローズ水を加えて乳化するまで混ぜる
- 粗熱が取れたら、保存容器に移し、精油を入れて素早くかき混ぜる
- 後で分離してしまう恐れがあるので、15~20分ほどかき混ぜてください
7. チンキ剤
ハーブチンキは、ハーブをアルコールにつけて有効成分を抽出したものです。
高濃度なので、希釈してローションやクリームなどに加える他、うがい薬や入浴剤、湿布剤などにも使用することができます。
チンキ剤の作り方やその使い方は、下の記事で詳しく説明していますので、ご参照ください。
8. お料理
ミントといえば、クッキングハーブとも言われているほど、料理に使われることが多いですね。インド料理では、サラダや肉料理につけて食べるミントソースがよく出てきますが、臭みの強いマトンや魚などを煮るときの臭み消しとして、ミントはよく使われます。デザートのトッピングとしてもよく使われていますね。
お料理で使うミントは、主にスペアミントやペパーミントが使われます。
お酒のモヒートで使われたり、ケーキやゼリーの上によくのっているミントは、スペアミントです。少し甘みが感じられるスペアミントは、飲料水、チューインガム、アイスクリーム、リキュールなどの香りづけに広く使われます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、数多くあるミントの使用方法おすすめ8選をご紹介させていただきました。
ミント単体で使うことももちろん良いですが、ハーブは色々ブレンドして行くことで、それぞれのハーブの効能がお互いに混ざり合い、良い相乗効果がうまれるので、色々自分のお好きなハーブをブレンドしながら使ってみてくださいね。
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